ししとー(理系)の考察録

将棋と生物学系の知識、時事について考察するブログ

カナル型完全ワイヤレスイヤホン Glidic Sound Air TW-7000を購入してみた(レビュー)

 

最近、完全ワイヤレスイヤホンという新たなタイプのイヤホンが市場に出始めている。完全ワイヤレスイヤホンとは、Bluetoothでオーディオに接続するイヤホンのことで、首の部分にコードが無くなったワイヤレスイヤホンと違い、一切コードが存在しないイヤホンである。


代表的な例はApple社のAir Podsだ。こちらはダイナミック型のイヤホンで、このイヤホンをしている人を街で見かけることも多い。しかしながら、Air Podsは耳への密着度が低いダイナミック型イヤホンだ。ダイナミック型イヤホンにも、人との会話がしやすい、環境音が聞き取りやすい等のメリットはあるが、一般的に日本人は耳への密着度が高いカナル型イヤホンを好む方が多いのではないだろうか?


そこで筆者は、元々Amazonの評価が高かった、Glidic社が2018年末に発売したカナル型完全ワイヤレスイヤホンGlidic Sound Air TW-7000を購入し、購入後二ヶ月程度使用してみた。ので、今回レビューしていこうと思う。

TW-7000はリーズナブルな値段ながら高いパフォーマンスを持つイヤホンとして有名である。


GLIDiC Sound Air TW-7000 アーバンブラック 完全ワイヤレスイヤホン フィット感 最大25時間音楽再生 急速充電10分で2時間使用 Bluetooth対応/マイク搭載/充電ケース付/自動ON/OFF 【日本正規代理店品】 SB-WS72-MRTW/BK

 

 

1、スペックと価格

 

正式なスペックは以下の公式サイトを参照してほしい。

https://www.softbankselection.jp/cart/ProductDetail.aspx?sku=4580152975945


まず値段だが、安い完全ワイヤレスイヤホンで5000円程度、高いものは3万円を超える値段となるため、13000円程度であるTW-7000の価格は中程度と言える。
バッテリーの持続時間は連続再生9時間、ケースと合わせて25時間となっている。一般的な完全ワイヤレスイヤホンのバッテリー持続時間は、安い価格帯のもので3時間程度、高い価格帯イヤホンでも5時間程度であるため、TW-7000のバッテリーは上の価格帯と比較しても高性能となっている。
また、イヤホン本体に操作ボタンが付属しており、曲のスキップや巻き戻し、一時停止などができるようになっている。カナルワークス監修ということで、イヤホンの形に非常に拘りがあると書いてある。
通話機能ももちろん付属している。


まとめると、中程度の価格ながら長い連続再生時間イヤホンの付け心地を売りにした完全ワイヤレスイヤホンであると言える。


2、音質と使用感

 

・音質
曲を聴いてみた感想だが音質はフラットな印象だ。原曲をあまりいじらず、そのまま表現したという感じだろうか。また、ゲームや動画を見ると気になる程度に音ズレは存在する。アクションゲームなどでなければ許容できる範囲だろう。

 

・付け心地
抜群に良いと言える。長時間付けていてもほとんど耳が疲れず、今まで使用したイヤホンの中でも一番良い付け心地かもしれない。私は以前、5000円程度の完全ワイヤレスイヤホンを購入したことがあるのだが、あのイヤホンは着けると耳が痛くて敵わなかった。(加えて音質も悪いので結局返品した)

気になる点と言えば少し外れやすい所だろうか?普通に歩いたりする分には問題ないのだが、激しい運動をしながらTW-7000をつけるのはオススメできない。防水機能もついていないので、スポーツやランニング用には向いていないと言える。

 

・物理ボタン
これまたイヤホン本体に付属した物理ボタンは非常に便利だ。私は作業中に音楽を聴くことが多いが、スマホの画面を見ずに曲の操作ができるのは素晴らしい。タッチセンサー式のボタンがついた完全ワイヤレスイヤホンもあるが、あのタイプは誤作動が非常に多いのお勧めできない。このイヤホンは物理ボタンであるため、誤作動の心配が全くない

 

・音声通話
普通に通話には困らない程度。良くも悪くもないといった感じ

 

・会話モード
このイヤホン、左耳のボタンを一回押すと、環境音が聞き取りやすくなる会話モードを利用できる。確かに通常よりも人の声を聞き取りやすくなるが、遠くの音をよく拾って近くの音を拾うことがなかなかできない。そのため、会話モードを使ってイヤホンをつけたまま会話は実質出来ないと思ってもらってよいだろう。

 

・バッテリー
バッテリー持ちは非常に良い。筆者は音楽をずっと聞いているようなタイプではないので、一週間充電しないこともザラにある。連続再生も非常に長くできるし、急速充電機能(10分で二時間分充電できる)もあるのでバッテリーに困ったことはないスマホのバッテリーは少し消費しやすくなるかも。

 

・接続
接続は安定している。人ごみの中で接続が切れたことはなく、比較的距離をとっても接続はなかなか切れない。ただし、イヤホンを両耳タイミングよく取り出さないと、度々片耳再生モードになることがあるのでそこは不満である。

 

3、特に気に入った点、微妙な点

 

このイヤホンを二か月間使用した感想として、バッテリーの持続時間、付け心地、物理ボタンが特に優れていると感じた。付け心地は本当によく、長時間再生しても耳がほとんど痛くならない。バッテリーも非常に長く持ち、一日の使用でバッテリー切れになることはほとんどないと言える。物理ボタンは作業をしながら音楽を聴く人には非常に重宝すると言えるだろう。

 

微妙な点は、ケースから取り出す際に片耳再生モードになりやすい点、音質が価格相応の音質なことだろう。3000円のコードイヤホンと同程度だろうか?音質を求める方には向いていないかもしれない。防水機能はついていないが、日常生活で困ったことはない。


4、まとめ

 

TW-7000は、完全ワイヤレスイヤホンとして比較的安めにも関わらず、非常に高性能でとてもコストパフォーマンスの良いイヤホンと言える。外れのない完全ワイヤレスイヤホンを使い始めたい方、通勤や作業中などにイヤホンを使う方、音質にそこまでこだわらない方にオススメである。
Amazonで5000円程度の完全ワイヤレスイヤホンを見かけるが、アレを買うぐらいなら絶対にこちらを買うことをオススメする。

 


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逆に、音質に非常にこだわる方、スポーツ中に使いたい方にはオススメできない

 


以上でカナル型完全ワイヤレスイヤホンTW-7000のレビューを終わろうと思う。


それでは。