TOEIC対策にオススメの勉強法(大学生、社会人向け)
前回の記事でも触れたとおり、英語の勉強法に悩んでいる学生は多いと感じる。
実際、大学生や社会人の方はTOEICを受験される機会が多いのではないだろうか?
前回の記事:高校生向け、受験英語の勉強法について
shishitohpepper.hatenablog.com
英語の試験・・・その言葉だけで非常に面倒くさく感じるし、おまけに受験料もかかるうえに受験申請は2カ月も前に行わないといけない。
このように私のような日々省力的に生きる人種(面倒くさがり)には辛いことざんまいなテストだが、実はこのテスト、意外と簡単である。
コツをつかめば700点ぐらいはちょちょいと取れるしリスニングも慣れれば800点も夢ではない。
本日はそんなTOEICの勉強法について解説していこうと思う。
1、TOEICを受ける意味
TOEICを受ける意味、というのは人によって様々だろう。
入試や試験に利用できたり、昇進に必要であったり、なんとなく英語力の証明として持っておきたい、という人もいるはずだ。
実はこのテスト、ビジネス英語と言いながら試験内容は(本当にビジネスに使えるのかなあ・・・)という内容であったり、
指標として広く使われているのは日本と韓国だけ・・・という怪しい点も多く存在するが、とにかく上記のように良い点を取ると良いことがあるのだ。
また、TOEICはコストパフォーマンスが非常に良いテストだと他のブログにも多く書かれているから、きっとコスパがいいのだろう。
これとか、
これとか。
(実際ブログの文章は読んでいません。。。)
まあ何を言いたいかというと、TOEICで点数取るのは簡単なのに良いことはたくさんあるから頑張って勉強して受けてみよう!
ということである。
2、TOEICの勉強法
では、具体的にどう勉強するかという点について解説していこうと思う。
まず、個人的にTOEICにおいて一番大切だと感じる勉強は単語である。
単語の勉強には以下の参考書を使用した。
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
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単語は長文においてもリスニングにおいても頻出であり、特に序盤の単語は凄い頻度で出題される。
TOEICの文章は比較的短めであり、受験英語のような難読な読解はあまりない。また、全て択一式の問題であるため、単語の知識の有無が点数を左右するといっても過言ではない。
特にリスニングでは、頻出単語を聞き逃すと致命的である。
単語のおすすめの勉強法は、意味を覚えると同時に発音も覚えるあことである。上記の参考書を購入すればアプリによって無料で単語の発音と、単語が含まれる文章を聞くことができる。
これを利用して、
単語を見ながら発音を聞く→意味をイメージ→単語の含まれる文章を一緒に発音する
を単語ごとに繰り返し練習すると良い。
これを行うとリスニングの聞き取り能力が格段に上昇するうえ、口に出すことで単語の意味の記憶力も向上する。
一単語あたり10秒もかからないので、それほど時間を取ることもないだろう。
次に、リスニングの練習である。
リスニングは普通に解いて答え合わせを行った後、やはり自分で発音し直すことが重要である。
付属のCDでリスニングの音声に合わせて発音してみよう(これをシャドーイングと言う)
シャドーイング後、音声を聞かずに音声通りの発音が再現できれば完璧である。
序盤の文章量の少ない問題や、後半の長文問題など、全ての問題でこれを行うと良い。
時間はかかるし地道な作業だが、これを行うことが非常に大切である。
このように自分で発音できるようになることがリスニング力向上の近道で、
逆に自分で綺麗に発音できない英単語を聞き取れるはずがない。
またこれは応用編だが、リスニング中単語の意味を日本語に訳してはいけない。
英語のままイメージして「心で理解すること」が大切である。
「・・・英語を日本語に訳したならッ! その時スデに解答は終わっているんだッ!」
日本語に訳さず意味を理解する練習をすることで、英語の素早い理解や聞き漏らしの減少に繋がる。これはリスニングで高得点を狙うには必須となる。
(・・・ジョジョ五部のアニメすごく面白いからみんな見てね)
テクニック的な面を言うと、私はリスニング前に選択肢を読めるなら先に読み、
リスニング中には目を閉じるかして文章を読まないことをお勧めする。
リスニング中に選択肢を読むと気が散るし、選択肢の単語をリスニング音声から拾って得点する方法は長期的な英語力には決して繋がらないので推奨しない。
最後に、長文読解である。(文法問題については省略するが、覚えるだけなので頑張って覚えてほしい)
勉強方法としては受験英語と同様にたくさん文章を読むことが速読の近道である。
・・・これだけではやはり意味がないので、長文読解におけるテクニックを説明する。
TOEICの長文では基本的に時間に追われることになる。そこで速読力が大事になってくるのだが、やはりパラグラフリーディングが重要、、、ではない!と私は考える。
TOEICの長文読解の択一問題の順番は、基本的に選択肢に直結する文章が長文中に出現する順となっている。
そこで、先に択一の選択肢をさらっと読んで選択肢の内容をなんとなく覚え、長文を読みながら選択肢と関連する長文の箇所が出てきたら、選択肢に戻って解く、
ということを繰り返すのをお勧めする。
この方法によって時間を大きく短縮できるだろう。
TOEICの長文は前述した単語勉強を行っていれば難読単語も出てこず、比較的読みやすい文章となっている。
しっかりと勉強すれば必ず点数につながるので、長文は読む練習を欠かさないようにしよう。
3、最後に
今回はTOEICの勉強法について解説したが、一番大切なことは
どんな勉強でも継続すること、である。
TOEIC受験時は前一か月は欠かさず単語の勉強をし、一日一回はリスニングと軽い長文を読むことをお勧めする。
一気に勉強する、というよりも継続して取り組むことがTOEICの得点力、ひいては英語力に繋がるだろう。
継続して勉強することは大変なことであるが、TOEICは努力がしっかり、努力以上に点数に直結する試験なのでめげずに頑張ってほしい。
それでは。